2009-02-27から1日間の記事一覧

彼岸の時間

「演劇の一場面 私の想像遍歴」(小島信夫 水声社)を読んで書評を書く。小島信夫の文章を読んで感じるのは、書き手(語り手)もまた書き手(語り手)自身にとって他者のように現われてくること。書き手(語り手)を観察しているもうひとりの誰かがいる。つ…