2011-12-26から1日間の記事一覧

旅の言葉

『菅江真澄遊覧記』を読む。「里なかの路をくると、藁葺きの小さな家でもの音がしているのを、ひとがたたずんで聞いている。何だろうと思ってうかがえば、眼の見える梓みこが弓をはじきながら、亡き霊のことばをあたかも傍にでもいるように語り、未来のこと…