2015-05-20から1日間の記事一覧

本日も資料読み まずは乳母嶽大明神

室町時代の末に起こった説経節は。近世初期に操人形と結びついて説経浄瑠璃になる。 が、義太夫浄瑠璃に圧倒されて、享保末には衰退したという。それでも、「山椒太夫」をはじめとする5説経は、その後も山伏が錫杖やほら貝を伴奏にして祭文にして語った。そ…

はたた神

さて、説経祭文「三荘太夫」では、海に飛び込んだうは竹は「はたた神」になって、直江津一帯に嵐を呼んだわけである。 「はたた神」。これは霹靂神とも書いて、激しい雷、いかづちの謂い。 はたた神は、同じく薩摩若太夫の説経祭文「小栗判官・照手の姫」の…