2016-06-21から1日間の記事一覧

たとえば「小栗判官」といっても、道ゆくほどに、語りもさまざまに変わる。

以下、備忘用メモ。そもそもは最初に『鎌倉大草子』があったという。そこに1423年、関東管領足利持氏に攻めれらて敗れた常陸の小栗一族の話がある。 『小栗実記』には、戦に敗れて常陸から落ちのびて、相模の国で横山一族に毒殺されそうになる小栗判官を…

 神というものは・・・ <メモ>

放浪の説経語りのような心持ちで道を歩いて、新しい宿場に入るごとに寺社を訪ねて、道々の地蔵や道祖神や山の神や名も知れぬ神の祠に手を合わせて、道をゆくことは、神を訪ね歩くことなのだと合点しつつ、考えた。神と呼ばれる存在は太古より無数にある。今…