2017-12-04から1日間の記事一覧

いまを生きるカタリを考えるために。その2 石垣島から

石垣島のユンタの名手山里節子さんは、昭和12年生まれ。生後間もなく、母親が病気で郷里の新潟に療養に戻ってしまったために、明治生まれの祖母に育てられた。 だから、節子さんは、明治の、日本語を話さなかった石垣島のおじいおばあたちが話していた島言葉…

いまを生きるカタリを考えるために。 その1

敗者の鎮魂の物語として「古事記」を読み解く三浦佑之氏 「いくつもの日本」という問題意識で語りを読み解く赤坂憲雄氏● 対話抜き書き<市と物語をめぐって> 三浦「市という交易の場所は、話の交易の場所と理解していい」 赤坂「お話というのは閉じられた空…