2019-05-29から1日間の記事一覧

李良枝「石の聲」 メモ

この小説が未完なのは、惜しい。 初めて距離感を持って読める李良枝の小説。 愛着はここに至って、消えた。 主人公は、在日韓国人、留学生、ソウルのタルトンネで、自分自身への手向けの詩としての、未完の「ルサンチマンX氏」を書いている。 漠然とした言い…