本を語る

日頃、ウタ会、ノミ会、と歌って飲んでいる友人たちと、今度はヨミ会をする。大昔読んで、今ではそのタイトルとキャッチーな一節くらいしか記憶にないような、いわゆる名作を再読しようという酔狂な会。その第一回はカミュ『異邦人』。メンバー1が辺境というキイワードを思いつきで口にして、メンバー2が『異邦人』と口走って……。「けっしてまっとうなことを言わない」を掟とするヨミ会の『異邦人』の読みは、さて、いかに?

小野正嗣『線路と川と母のまじわるところ』、田山花袋少女病』、山田詠美『風味絶佳』を読む。
本をもっと読みたい、どんどん読みたい、読んだら語り合って書いて、また読んで。ひとりで引きこもって本を読むのもいいのだけれど、みんなで勝手気ままに本を語り合うということも盛んにしてみたいと思う今日この頃。