マザコン

昨日、私のもとにやってきた本たちの名前。

『異邦人は君が代丸に乗って』(金賛汀 岩波新書
『我が名はアラム』(サローヤン 三浦朱門訳 福武文庫)
『はつ恋』(ツルゲーネフ 新潮文庫
『和歌とは何か』(渡部泰明 岩波新書
『いつも心に音楽が流れていた』(柳田邦男 平凡社)。

神保町の百円棚で拾ったり、旧知から手渡されたり。

昨夜は神保町でヨミ会。大人四人が、ほぼ20〜30年ぶりに読む『異邦人』をさかなに、気持も若返ったような気分で、青い時間を過ごす。異邦人って、こんなに普通のお話だったっけ? ムルソーは意外にいいやつと奥泉光いとうせいこうは文芸漫談で語り合っていたけれど、ヨミ会的にはどんなヤツとしておこうか? ムルソーは白人だろうか? 等々、いろいろ疑問や新解釈が飛び交う。
ちなみに、わたし的には、ムルソーは、「神なき世界のマザコン・キリスト野郎」。
男はみんなマザコンである。これは、昨夜赤いパンツをはいていたメンバー3の断言。