うれし、たのし。

久しぶりに多摩センターに行き、大学の文芸創作の学生たちと作品集作りのための編集会議。編集部員一同、実に熱心で、実に嬉しい。自分達の作品をいかにして未知の読者に届けるか、未知の読者といかに対話するか、その部分を一生懸命考える姿を見ているだけで、にわか先生は嬉しくてたまらない。今回の作品集は、全作品を朗読したCDもつく、バリアフリー(!)な作品集。朗読するのが好きで好きでたまらぬ学生がいるのである。やりたいことは、どんどんやる。それがわが文芸創作のモットー。前回の作品集には、歌うことを愛してやまぬ学生が作品集のテーマソングを吹き込んだCDもついていた。毎回、学生の顔ぶれが変わるたびに色合いの違う作品集ができあがる。それが楽しい。