いつかチェチェンで会いましょう。イベントご案内

チェチェン「写真展」と「上映会」in 熊本のお知らせ〜

◇ 写真展『旅人は見た−チェチェン戦争の歴史とふつうの人々の暮らし』
2011年9月4日(日)〜11日(日)
会場:「Orange café」(2F) 
熊本市新市街6-22(POOLS COURT通り)、Tel:096-355-1276
http://www.zakkacafe-orange.com/cafe/
開館時間:11:30〜21:30(最終日は17時まで)、入場無料(1ドリンクにご協力を!!)



◇関連イベント〜フィルム上映会(予約制)〜
上映作品:「アルディ − 時効はない」「私たちのDiDi」
2011年9月10日(土)開演:18時45分〜
上映(約60分)+トーク約30分。
上映後、姜 信子(作家)と岡田 一男(映像作家・チェチェンの子どもたち日本委員会共同代表)によるトーク有り。

・入場無料、定員30名(予約先着順)
・申込み方法:氏名&電話番号をメールにて(amnet55@hotmail.com)
・主催団体:「いつかチェチェンで会いましょう!!」



●上映作品/「アルディ ─ 時効はない」

2000年2月5日、グローズヌィ市のノーヴィエ・アルディ村でロシア連邦軍によって、約70名の村民が殺された。この事件は、1999年に始まった第二次チェチェン戦争を象徴する出来事とされている。住民たちはこの事件をヨーロッパ人権裁判所(国際裁判所)に訴え、2007年、ロシア政府は敗訴。同裁判所は、ロシア政府が被害者側に約15万ユーロ(1500万円程度)を支払うよう命じた。
 この状況の調査を最初にした1人が、有名なチェチェンの人権活動家で、「メモリアル」のメンバーでもあったナタリア・エステミーロワだったが、彼女は2009年の7月にグローズヌィで誘拐され、イングーシ共和国で死体で発見された。
 映画は2000年2月9日にノーヴィエ・アルディ村の住民によって撮影された記録ビデオと、2009年1月から2月にかけて「メモリアル」のメンバーが、事件の目撃者に聞いたインタビューから構成されている。(2009.02 ロシア人権擁護センター「メモリアル」制作約32分)


●上映作品/「私たちのDiDi」

チェチェン語による児童ミュージカル「お隣さん」のメーキング版が「私たちのDiDi」(日本語字幕版)。「DiDi」は、2004年夏にアゼルバイジャン共和国の首都バクーで始まったPTSDを患った子どもたちの心を、芸術的な創造活動で癒そうという活動体。創始者のザーラ・イマーエワ(チェチェン人避難民)は、チェチェンのジャーナリストで映像作家。2003年秋、アムネスティ・インターナショナル日本のスピーキング・ツアーに招かれ、全国各地で講演と自作ドキュメンタリー「子どもの物語にあらず」を上映、熊本でもチェチェン紛争の惨状について報告がなされました。