済州島に行ってきた。
昨夏出会った済州石文化公園の園長を訪ねた。
相変わらず園長の頭の中には済州島の創世神話が渦巻き、済州島の創造主「ソルムンデハルマン」とその500人の息子である「500将軍」が絶えることなく物語を語り続け、想像と妄想と創造は果てしなく膨らみ続けている。
偉大なるキチガイ。
こういう人に会うと、近頃の自分は死んでいたな、小さな世界で息をするのも忘れて、死んでいることにも気づかずに生きていたなとつくづく思う。生きてる気がしなかったから、この人に会いに来たんだなと今更ながら気づく。
真に生きようと思うなら、狂わなくちゃね。