世界中の子と友達になれる

うーの画伯に出会いがしらの事故のようにいきなり誘われ、横浜美術館に『松井冬子展 世界中の子と友達になれる』を観に行く。

目の前にある絵の世界と、画家がその絵に付した解説がどうしてもしっくりこない、そこにある本当のなにものかが、画家が頭の中で組み立てている「理」に抗している、そういった居心地の悪さを感じさせる絵の群れ。

その絵を観ているうちに無闇に眠くなってきて、これはどうしたことか、絵から何かよくない気でも来たかと思っていたら、単純に発熱していただけのことだった。年の瀬に風邪……。今年の病み納め。