石原吉郎ノートより。

<生きることの困難さ>とは、<積極的に生きることの困難さ>である。労苦や悲しみにおし流されている間は、この困難さへの認識はない。


一度でよい。立ち止まって、そして自らに問え。


私たちが、この世の出来事に深くつまづくなら、それは私たちの深い関心のしるしであり、この世に対する責任の証しである。