8月25日(土)、馬喰町のart+eatにて、盟友の浪曲師玉川奈々福が、拙著『はじまれ 犀の角問わず語り』のうちの一篇、「英雄ナージャ」を朗読した。薩摩琵琶の後藤幸浩さんと、事前に軽く打ち合わせと、音のタイミングのリハをしただけで、ほとんど即興で、朗読の声と琵琶の音色が響きあう。
奈々福はテキストをただ声に乗せるだけでなく、カラダに乗せて、語り、歌い、踊った。
朗読ならぬ、「浪読」の誕生の瞬間!
2004年にカザフスタンのバザールで出会った「英雄ナージャ」ことソン・ナージャばあさんに再会したかのような感覚に陥った。
ありがとう、玉川奈々福!