2017-02-06 軍記物語と時宗 語り物 「惣じて時衆の僧、昔より和歌を専とし、金瘡の療治を事とす。之に依りて御陣の先へも召連れ、金瘡も療治し、又死骸を治め、或は最期の十念をも受け給ひけるほどに、何れの大将も同道ありて、賞玩あるとぞ聞えし」『異本小田原記』より。