『平成山椒太夫 あんじゅあんじゅさまよい安寿』(せりか書房)をめぐって


新潟日報 2017年3月26日書評面「ほんを語る」より。


「旅する作家の姜さんは、名もなき人の話を聞き、聞いた言葉を「声で書きたい」という。」


「「声で書く」とは、語りを通して一人一人の記憶を呼び出し、それぞれの物語が生きる場をつくること」