2012-05-16から1日間の記事一覧

哀しみが…

石牟礼道子さんが1975年、48歳のときに書いた「みそぎの渚」を読む。ひたひたと静かな哀しみが胸に満ちてくる。「生きていて相逢うことのできえないなにかを、わたくしどもは持っていると思うのです。肉親とも友人たちとも、未知の魂を持った人びととも、相…