2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
茶の科か 寝られぬままの爪弾きに 憂き川竹の水調子 涙ににぢむ薄月夜 暈持つ程はなけれども 曇り勝ちなるわが胸を 晴らす雲間の時鳥 わたし、歳のせいか、性格のせいか、眠りが浅いんです。 性格のせいっていうのは、いつもアドレナリンが出っ放し、いつも…
水の出端と二人が仲は 堰かれ逢われぬ身の因果 たとえどなたの意見でも 思い思い切る気は 更にない 元歌は文政初年(1818年頃)の作の上方小唄で、 水の出端と二人が仲を たとえどの様な意見でも 思い切る気はないわいな じっとこたえているわいな 何度…
夜桜や 浮かれ烏がまいまいと 花の木陰に誰やらがいるわいな とぼけしゃんすな 芽吹き柳が風にもまれて ふうわりふわりと おおさ そうじゃいな そうじゃないわな 調子よく弾む唄なんです。こういうのが好きなのだけれども、哀しいかな、 三味線の手がついて…