第14番 凶

今日は鎌倉・妙本寺境内の小さなギャラリーで、「かまくらブックフェスタ」。11月に、雑誌「風の旅人」で連載していた文章を単行本にまとめて、連載タイトルのままの書名で『犀の角問わず語り』を出してくださる「サウダージブックス」の浅野さん、「港の人」の里舘さんにご挨拶。real arena(リアル・アリーナ)の竹中さんとも久々の再会、立ち話。一緒に出かけた詩人がる(通称。本名は、ええと…)と、すっかりはまって、一癖も二癖もある本を覗き込み、一冊一冊手に取り……。作りたい本を、大切に、心を込めて作り、世に送り出す人々の、ささやかな集い。アジト的匂い。


かまくらブックフェスタ」とは――
緑豊かな鎌倉のお寺の一画で、本のお祭りを開きます。独自のポリシーをもって本や活字や言葉の活動をする出版社や出版者、書店など、本にまつわるいろんな活動をする人が集まって自慢の本を販売します。選りすぐりの本、ここでしか出会えない本、新しい本、古い本、楽しい本、美しい本……
http://d.hatena.ne.jp/kamakura_bf/20110806/1312524996

出展:via wwalnuts社  四月と十月  書肆くさびら堂(古本ユニットricca) たらば書房  ナナロク社 real arena(リアル・アリーナ) 編集グループSURE サウダージ・ブックス  港の人


ブックフェスタで見つけた絵葉書のなかのネコたち。私も本に囲まれて、このネコたちのような気分になっていた。のどがゴロゴロ鳴っていたかもしれない。尻尾があるのがばれただろうか。ふふ。


帰途、鶴岡八幡宮にお参り。おみくじを引く。第14番 凶。