2019-03-15から1日間の記事一覧

宮沢賢治は、「耳の文芸」を「幻聴の文芸」へと置き直したところにみずからの文学を位置づけた。(西成彦『森のゲリラ 宮沢賢治』)

さらに、 「ほんとうのフィールドワーカーは、一伝承者個人の語りに耳を澄ますだけでは足りず、外部の「風」と内部の無意識の境界線上に生じる「幻聴」にも身をゆだねる大らかさを求められる。」と西さん。 幻聴。と近代の知の言葉では言うしかないものを、…