諦めてないか?

風邪。微熱。テッサ・モーリス-スズキ『北朝鮮へのエクソダス』(朝日新聞社)を読む。大いに教えられる。すごいな、テッサさんは。敬服。


ポスト3・11をいかに生き延びるかを、出版関係の友二人と語り合う。


生きていくためにいろいろなものをつかみ取ったり、捨てたり、諦めたり。年齢を重ねるにつれ、諦めて手放してしまうものが、気がつけば思いのほか多いような気がしなくもない。

一番怖くて哀しいのは、他者への諦め、とりわけ身近な他者への、そして自分自身への諦め。

諦めてないか、じぶん?

自問自答をしては、答えに窮さない自分を探そうとする。