恥ずかしながら、こんなんやります。

「3・11以降の〈旅〉 サウダージ・ブックスの本+α」フェア

5月11日(金)〜6月10日(日)
会場 ジュンク堂書店池袋本店1階エントランス
後援:港の人

「3・11以降の〈旅〉 サウダージ・ブックスの本+α」フェア記念企画

トークイベント 「震え」の思想、「震え」の詩

今福 龍太×姜 信子    2012年6月9日(土)19時30分 〜



2011年3月11日の大津波と震災以降、日本の社会は大きく揺れ動き、そして私たち一人一人の心はいまなお震えつづけています。
心も、からだも、固くこわばって内にこもりがちな今だからこそ読むべき、〈旅〉の本をご紹介します。


私たちの想像力をひろびろとした外の世界へ、未知の物語や知恵の世界へといざない、日々を生きる土地の「かつて」と「いま」と「いつか」を、柔軟かつ真摯に見つめなおすことをうながす書物たち。

〈旅〉と〈詩〉をテーマにかかげるスモール・プレスである、サウダージ・ブックスの本の著者——批評家・人類学者の今福龍太さん、写真評論家の飯沢耕太郎さん、作家の姜信子さんに、上記テーマで15冊ずつ選書していただきます。
また、「3・11以降の〈旅〉」フェアの記念企画として、トーク セッションも開催します。
クレオール主義』や『群島 - 世界論』といった主著で重厚な〈旅〉の文明論を展開してきた今福龍太さん、また『はじまれ 犀の角問わず語り』や『今日、私は出発する』 などの作品で精力的に〈旅〉の文学を追求する姜信子さんに、「〈震え〉の思想、〈震え〉の詩」というテーマでお話しいただきます。




*フェアは1Fエントランスにて5月11日〜6月10日まで開催いたします*




◆講師紹介◆


今福龍太(いまふく・りゅうた)
1955年東京生まれ、湘南育ち。批評家・人類学者、東京外国語大学教授。
著書に『荒野のロマネスク』(岩波現代文庫)、『クレオール主義』(ちくま学芸文庫)、
『レヴィ=ストロース 夜と音楽』(みすず書房)、『群島 - 世界論』、『薄墨色の文法』、編著『津波の後の第一講』(以上、岩波書店)など。2009年、サウダージ・ブックスより『ブラジルから遠く離れて 1935-2000』(発売:港の人)を刊行。




姜信子(きょう・のぶこ)
1961年横浜生まれ。作家。著書に『ごく普通の在日韓国人』(朝日文庫)、『日韓音
楽ノート』(岩波新書)、『棄郷ノート』(作品社)、『安住しない私たちの文化』(晶文社)、『ナミイ!』、『イリオモテ』(以上、岩波書店)、『今日、私は出発する』(解放出版社)など。
翻訳に李清俊『あなたたちの天国』(みすず書房)。2011年、サウダージ・ブックスより『はじまれ 犀の角問わず語り』(発売:港の人)を刊行。


■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。

ジュンク堂書店池袋本店 TEL 03-5956-6111 

東京都豊島区南池袋2-15-5
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20120609_juikebukuro_ta