2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

3月4日は福岡・ブックスキューブリック!

2月23日、大妻大学での、ザーラ・イマーエワを迎えての最初のトークイベントが無事終了しました。 遥かなチェチェンと日本と、チェチェンから見て「希望の国」である日本と、日本から見て「予感の国」であるチェチェンを、いかに語り結んでいくか、そんなテ…

もう百年たったんだな、と言う男が理想

慌ただしい。 チェチェンのこと、ハンセン病のこと、ミナマタのこと、イベントごと、いろいろ。 こうして書き並べると、世の人が時に(というか、たいがい)、私のことを社会派と呼ぶのも無理ないなと思いつつ、 私自身は市民運動は苦手、協調性なし、羞恥の…

黄泉帰る

『巫と芸能者たちのアジア』(野村伸一 中公新書)を読んでいる。 読むうちに、しきりに、済州島で見た神房(いわゆるムーダン)の「クッ」を思い出す。 神房が開くこの世とあの世を結ぶ道、死者の声、その日その時その瞬間だけ神房によって語られて消えてゆ…

3月2日〜4日は九州「旅する対話」ツアー!!

3月は、アゼルバイジャンのバクーに亡命中のチェチェン人の友、ザーラ・イマーエワを日本に迎えて、西日本に向けて、「旅する対話」ツアーに出ます。これは、ザーラ来日に間に合わせようと疾走状態でただいま絶賛校正作業進行中の新著『旅する対話 ―ディア…

水俣 魂石

水俣の埋立地に立つ「魂石」。たぶん55体あった。(広い敷地を数えながら歩いているうちに、だんだんわからなくなった…) 埋立地への「魂石」の建立は、1994年3月に田上義春さん、浜元二徳さん、杉本栄子さん、緒方正人さんら17人の水俣病患者が「水俣病を…

『旅する対話』刊行!

ようやく刊行にこぎつけました。 1944年2月23日、50万人のチェチェン人がコーカサスの地からカザフスタンへと、スターリンによって追放された日に。 ディアスポラ(故郷喪失、民族離散、記憶の断絶)の象徴の日に