琵琶デュオによる現代版説経節「みなまた海のこえ」(原作:石牟礼道子)初演!!
「しゅうりりえんえん しゅうりりえんえん
わたいはおぎん きつねのおぎん
しゅり神山のおつかい おぎん」
これは45分にもわたる大作。
石牟礼さんの詩が、薩摩琵琶の節にのる。
節がことばの船となって、大海原に漕ぎい出すようかのような、
大きなスケールの語り。
特別企画「ミナマタからハンセンへ、そして未来へ」
千年先へと届く言葉を紡ぎだす場を開かんために集ったパネリスト。
萩原さんは「廃墟」からの出発を語り、大田さんは八重山の唄を歌い、谺さんは鬼の詩人復活を宣言した。
この特別企画を締めくくったのは、琵琶奏者後藤幸浩による渾身のブルース「死ぬふりだけでやめとけや」(詩:谺雄二)