2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

8月1日 福岡で

こんなんあります。↓ 私も浪曲乙女玉川奈々福と一緒に行きます。 お近くの方、是非のお越しを!

故郷を持たぬ言葉のために

慌しい一週間。その締めくくりは、本日、渋谷にて、親しい友人が集まっての、再出発会。それぞれに転機を迎えている30代、40代女子の、明日に向けての壮行会。がんばろうねぇ、みんな。訳稿見直しの合間の読書の友は、『「在日」と50年代文化運動 幻の詩…

また、原点

神保町の在日韓国YMCAで二時間あまり語ってきた。家にカンヅメで仕事をしていて、声を発することがほとんどない、(声の出し方を忘れている)その合間に、いきなり沢山の人の前で話すというのは、なかなかチャレンジングなこと…。新宿職安通りから西表島…

熊本放送で「流転〜追放の高麗人と日本のメロディー〜」が放映されたのは、確か2004年だったか……。その前年2003年にロストフ・ナ・ドヌまで、高麗人、チェチェン人、メスへティア・トルコ人等々、旧ソ連を漂流する人々を訪ねて、テレビクルーとともに旅をし…

沁みる

新聞連載原稿6回分のうち、4回分までを集中して書く。思考も視界も寄り目になってきた。「七つめの絵の具」(いせひでこ 平凡社)を読んで、寄り目をゆるめる。絵描きの絵のない本と著者は言うけれど、この本には絵がいっぱい。読むほどに心に描かれる絵。乾…

備忘録

自分が何者なのかという問い、ひどく切実な問い。 それは、必ずしも自分のなかから生まれいずるものではなく、私に「何者かであってほしい」と求める、もしくは命じる、誰かから、つまりは私の外部から、ひそかに忍び込んでくる問いでもあるのだろう。 韓龍…

声を聴く日

午後、葉山のサウダージ・ブックスへ、群島詩人の声を聞きに。(と、言いつつ、その前段のル・クレジオをめぐるさまざまな話を今福龍太氏が語ったところまでで、私はタイムアウト、後ろ髪をひかれる思いで、新宿へと向かったのだが……)。久しぶりに海を眺め…