さまざまな「小栗判官」 まずは写真帖

2016年6月17日、今日は晴れている。日差しがちりちり痛い。

垂井宿と赤坂宿の間、青墓。今では殺風景な旧道。



青墓 ここに遊女照手の墓。ここでは照手は遊女と書かれている。
照手だけでなく。義経伝説も。碑やら仏像やらすべてここに集めておいた感あり。
  



<照手 水汲みの井戸>


二つの案内板。最近、整備されたようだ。
この地の伝承は説経「小栗判官」とは若干異なる。
説経ではうつぼ舟で海に流される照手だが、この地の伝承ではみずから放浪の旅に出る。



<結神社 照手ゆかりの神社>
小栗判官を探し求めて放浪の旅にある照手姫は青墓で、守り本尊(一寸八分の黄金仏)のお告げにより、結大明神へ七日間祈願。すると大明神が姫に、『守り本尊の指図に従い、汝が願望は叶えさすべし、然れども本尊は我に有縁の尊像なれば当社に納めよ』と告げた。本尊を大明神に納めたところ、姫は判官と再会する。 という謂われあり。

霊験あらたか、結大明神!


その観音様は、今では近くの町屋観音堂にある。
 


町屋は待合の転訛という。





<美濃・墨俣 正八幡>
小栗判官が神となってここに祀られたという。