読書
明後日2020年5月9日 必要で、緊急な、大事なことのために、水俣を訪れる前に、乙女塚の塚守であった故・砂田明さんの本を読んでいる。 その本に寄せられている石牟礼道子さんの文章から。 ----------------------------------------------------------------…
2017年7月下旬 相模ダム建設殉難者追悼会に筆者は自閉症の兄とともに参加する。 戦前にダム建設で亡くなった日本・中国・朝鮮の犠牲者に対してだけでなく、前年7月のやまゆり園事件の犠牲者に捧げる黙祷も合わせて行われたそのとき、自閉症の兄が叫んだ。「…
戦う国家は、祀る国家であるということ。 戦うために、「祀ること」もまた中央集権化した国家であるということ。 近代に於て、日本人が忘れさせられた最たるものとしての無数の「小さき神々」(風土の神々)を想い起こすこと。 「国家神道の現在とは、歴史か…
ダム建設は、赴戦江、長津江、水豊と続く。 それは朝鮮窒素という一民間企業を中心とした電力開発事業でありながら、 アメリカの国家事業TVAに匹敵した。 どれだけ新興財閥窒素が植民地朝鮮で権力と結びついて横暴であったか、 どれだけ人間がモノのように扱…